「国分寺百景」の一つ都立殿ヶ谷戸庭園（都立文化財９庭園の一つ）では、園内190本のイロハモミジが真っ赤に色づき、見ごろを迎えています。高台にある茶室「紅葉亭」からの眺めは絶景であり、見逃せない観賞ポイントです。

伝統の技とも言える、マツを害虫から守るための「コモ巻き」、雪の重み等による樹木の枝折れを防ぐ「雪吊り」（写真の４枚目）もすでに施されています。石蕗（つわぶき）や桃紅色の色鮮やかなタチカンツバキをはじめ、山茶花（さざんか）も咲き始めていますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

開園時間は、午前９時～午後５時（最終入園は午後４時半）。休園日は年末・年始

（12月29日～翌年１月１日まで)。入園料は、一般：150円　65歳以上：70円（小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料）。＊有料庭園の面積は、17694.12㎡です。

都立９庭園^※では、紅葉の時期に合わせて、12/11（日）まで「都立庭園紅葉めぐりスタンプラリー」が行われています。この機会に是非ご家族やご友人と一緒に庭園をめぐり、秋色に染まった東京を堪能してみるのもいいかもしれません。

※都立９庭園

・浜離宮恩賜庭園（中央区）　特別名勝・特別史跡

・旧芝離宮恩賜庭園（港区）　名勝

・小石川後楽園（文京区）　特別史跡・特別名勝

・六義園（文京区）　特別名勝

・旧岩崎邸庭園（台東区）　重要文化財

・向島百花園（墨田区）　名勝・史跡

・清澄庭園（江東区）　都指定名勝

・旧古河庭園（北区）　名勝

・殿ヶ谷戸庭園（国分寺市）　名勝

＊写真の説明
３枚目：カリン
５枚目：湧水源と石蕗（つわぶき）