西恋ヶ窪緑地(通称エックス山)

2020/10/29

エックス山(西恋ヶ窪緑地 西恋ヶ窪3-29-8)は、江戸時代の新田開発とともに人々が育て、利用してきた武蔵野の雑木林、いわゆる里山で、農用林、薪炭林として利用されてきました。こなら、くぬぎを主要木とする約1.36haの市内に残る最大の平地林です。

公有化後この貴重な緑地を市民の憩える場所とするため、エックス山等市民協議会により整備方針が策定され、遊歩道が整備されたほか、林の若返りのための萌芽更、下草刈りなども行われ、貴重な自然環境が維持されてきました。

「エックス山」という呼称は、がかつては林が西側にも広がっていて、その中を通る小道がⅩ状に交差していたことに由来するともいわれています。

かぶと虫の幼虫を育てたり、落ち葉で遊んだり、子どもたちが四季を通じて自然に触れることができる貴重な場所になっています。