東京都公文書館が開館

2020/04/04

4月1日、東京都公文書館が国分寺市にオープンしました。

とは言いながら、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月12日(日)まで臨時休館となっています。なお、休館中は、事前予約すれば、1時間あたり3組(1組2人まで)閲覧室内で端末による資料検索ができます。

同館は、1968年、当時の都庁舎の文書収蔵スペースが手狭になったため、港区内に開館。その後、2012年に世田谷区内に仮移転、このほど国分寺市内の6,000㎡の都有地に新築移転したもの。延べ床面積約10,000㎡、地上3階建てで、 書庫には江戸期の史料から、2015年までの都の議事録など膨大な資料が保管されており、4月1日から更新された情報検索システムでは、だれでも200万件以上にのぼる資料目録情報が利用できます。

最寄り駅はJR西国分寺、都立多摩図書館の南側に隣接しています。さらにその南側は国分寺市役所の新庁舎建設予定地となっています。

また同館は、省エネ対策と太陽光発電により、都有施設として初めてのZEB(ZeroEnergyBuilding)化を実証する建物になっています。(ZEB:省エネ基準よりもエネルギー消費量を50%以上削減したうえで、積極的に再生可能エネルギーの利用を図った建物)