市民と市の協働「まちづくり」のパイプ役をめざす、まちづくりよろず相談所
まちセン 国分寺市まちづくりセンター
第15回環境シンポジウムが開催されました
2020/02/14
日時:令和2年2月8日(土)13時~16時30分
場所:リオンホール(cocobunji WEST 5階)
テーマ:緑あふれるまちを目指して~都市農地の保全活用~
主催:国分寺市環境ひろば・国分寺市
シンポでは、主催者挨拶、環境団体(4団体)紹介に引き続き、 東京農工大学准教授 渡辺誠氏による基調講演、国分寺中村農園 中村克之氏による取組事例紹介が行われました。
渡辺氏は、国分寺市の緑被率の推移,緑被地の内訳など国分寺市の緑地について概観された後、都市農業の多様な機能について解説、さらに都市が抱える環境問題と緑地の役割、特にヒートアイランドのメカニズム、緑地のクールアイランド効果、緑地の減少に伴う生物多様性の喪失などについて話されました。
中村氏は、紫外線照射によるうどんこ病対策や天敵防除など減農薬の取組、販売先の多様化、ミニトマトの溶液栽培、イチゴB品の有効活用など多角的な経営手法、地域通貨を通じた地域との連携、地場野菜を都心の飲食店やスーパーに売り込むための拠点(赤坂)の設置など、先進的な農業経営の一端を熱く語られました。
講演の後、講師2人に市のまちづくり計画課長島崎氏も加わり、環境ひろば代表(まちサポ代表龍神瑞穂)の進行で活発なフロアディスカッションが行われ、終了しました。